ブラッドリー・クーパーが戦死した僚友の葬儀に参列する場面がある。彼の後背には、儀仗隊が立て銃で整列している。母親の弔辞が終わるや、彼らは執銃動作に入るのだが、ここの場面構成が、わたしには気に食わない。かかる場面では、執銃動作に応じてカット…
山崎貴のマンガ的想像力は、しばしば、キャラクターの下品な挙措や極端な紋切り型の造形として結実してきた。『SPACE BATTLESHIP ヤマト』では、佐渡酒造のミーに際したキムタクに、「ねこ? ねこ!」としつこく咆哮させ、マンガ的造作を存分に発露せしめる…
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