10年ぶりに大戦略Vを引っぱり出す

押入から大戦略Vを引っぱり出した。XPでも一応動いた。



今回の目的は、諸中隊をCT単位に振り分けて運用すること。特に、CTごとに専属の輸送中隊を作り、所属のCT以外になるべく補給を行わせないようにする。編成については前に述べた。戦車大隊を基幹として、特科、普通科、高射特科中隊が支援する戦車戦闘団である。マップで展開するのは、このCT4個と全般支援を受け持つMLRS大隊と攻撃ヘリ大隊。これ以上はひとつのマップに配置できない。



すでに10年前、CTを編成して遊んでは見たのだが、即座に頓挫した。戦闘団に中隊を凝集させておくのが凄くめんどくさく、部隊はすぐにスプロールして所属のCTを見失ってしまい、中隊を色分けできる機能がほしくなった。が、今回はこれを敢えて享楽することにする。



わかったこと



地形。山がちな場所はいけない。CTをばらさないよう注意しながら、峡谷に中隊をひとつひとつ押し込んで大渋滞になりがちだ。交通整理の野戦憲兵を罵倒する幻聴が聞こえる



補給も地形に左右される。CTにまとめて補給するには、輸送中隊を中心にユニットが円陣を組める開けた場所がほしい。ほかの戦闘団の展開も考慮せねばならないから、これが意外とめんどくさい。前もってCTの移動線と輸送中隊との会合予定地を決める必要がある。戦闘で中隊が分散しても会合点を目指して整理すればよい。



会合点に中隊を集結させて、ダラダラとやってくる輸送中隊を待ち受ける作業はけっこうターンを空費し、時間の貧乏性を刺激することおびただしい。ロンメルやパットンが突っ込みたがるわけである。ただ、特科部隊を除けば、1、2度の会合で24ターンくらいは保つと思うので、兵站線を維持する感覚は味わいがたい。1ターン=2時間くらいかも知れぬ。


まとめ



特に地形が機甲部隊の運用に向かない場合、戦闘は交通整理の片手間になる。機甲部隊の大胆な運用がマップの広さと地形に制約されがちなのだ。