大戦略VのMLRS運用

大戦略VのAHはAAGやMANPADSにある程度の抗甚性があるので、高射特科の支援があるとしても、AHの襲撃が予想されるとこちらの地上部隊を迂闊に動かせなくなる。AHを排除するには空軍の支援が必要だ。逆に、こちらがAAGやMANPADSの想定下でAHを使う場合、いくら抗甚性があるといってもCPUほど野蛮に走れないので、運用は神経質になりがちで制約が出てくる。向こうのAAGを潰さないとAHをのびのびと使えない。航空支援やAHを欠いた相手であれば、地上部隊でAAGを潰せば済む話であり、そうでなければ向こうの空軍やAHを排除するためにFSの支援を待つ他はない。しかし、AAGやMANPADSがいては、AHどころか空軍も動かしづらい。地上部隊は向こうのAHのために動かせず、航空支援の障害となるAAGやMANPADSを排除することが出来ない。では、どうするのか?



大戦略VはAHの運用について寛容であると指摘したが、空軍やAHの運用に際しAAGに神経を使うルールがあると、イラク戦争のような運用もできると思う。航空支援がAAGのために使えず、かつ、AHの配備が予想されるため地上部隊が出動できないとき、大戦略Vでは偵察ユニットにAAGの居場所を突き止めてもらい、そこにMLRSをぶち込む以外に方法がない。これはけっこうそれっぽい運用でないか。