ディレクターの工藤にはオカルトの神秘性についてまるで頓着がない。その態度は鈍麻なるがゆえに、かえって苛烈なほど現世的に見える。すでにFILE-01の『口裂け女捕獲作戦』から、タイトルの時点で何かがおかしい。捕獲という発想がきわめて現世的なのだ。 …
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