こころの時代、「司馬さん」との37年(ラジオ深夜便)

 福田みどりの天然な性格と夫婦生活のモエ話を愛でるように組まれた構成であった。
 司馬にプロポーズされた福田は動揺して「あたしは精神の機械がこわれてる!」と口走る。司馬は司馬で「僕がその機械を直してあげよう☆」と宣う。聞き手のディレクター鈴木健一は大喜びだ。というよりも、次第に昂奮が高まったのか、鈴木のモエ話が止まらなくなり、「僕も新婚時代には、机を並べて一緒に暮らしましょう☆って、家内と誓い合ったものですよ〜〜あひゃひゃひゃひゃ」と奇声がやまない始末だった。二回目も聞きたかったが、仕事が朝まで終わらなかった。